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赤木かん子の編集企画第二弾として、「ちんちん紙芝居」シリーズが発売されました。 『ちんちんのはなし』『きんたまのはなし』『おしりのあなのはなし』の3部作です。 これは九州の小学校の先生たちが、ある日男の子が女の子を「おまえにはきんたまがないだろう」といっていじめ、相手の女の子が黙ってしまったのをみて、これはマズイ、と三人で一部共同製作したものを下敷きにして作ったものです。 男の子も女の子も、お母さんのおなかのなかでまだ未分化のときにはきんたまは体の中にある・・・そう男の子になる子には外に出てくる食前に体の下におりてくるんであって、だから女の子だってきんたまは持っているよ、でも体の中にあって見えないだけなんだよ、というこの紙芝居をやったら男の子たちが女の子をいじめなくなったそうです。 子どもは自分が優位に立てるとわかれば意味も知らずに使います。そうしてそのうちそれは抜きがたい感覚になり、確信になっていってしまうのです。 そうしてそういう知識を入れるのは大人、なわけです。 この紙芝居は3歳から小学校3年生あたりまでが一番有効です、みんな、へー、と感心してきいて、自分の体に誇りを持つようになります。 そのあいだに一度でもこの紙芝居を読んでもらえたら、他人にバカにされたときに違うよ、といえるようになるでしょう。 知識は力です。 保育園、幼稚園、小学校の先生にはじひ一度読んでみてほしい、そうして使ってほしいと思います。「おしりのあなのはなし」は内蔵なので、小学校の五年生に最適です。もちろん三歳の人とにもウケますが・・・。 ぜひ近くの図書館、幼稚園、保育園にはリクエストしてください。 個人で買ってほしい・・・とまではいえません。 なにせ高いので・・・。 そうしてできればお子さんたちに読んでやってほしい・・・。もしや中・高生になっていたら黙って渡してやってほしいと思います。そしたらこっそり読むでしょう。 大人でもちゃんと知っている人は少ないんです。 ご自分の知識も一度、確認してみるといいと思います。 リブリオ出版 6500円くらいだったと思います。 |
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