かん子の司書講習日記

(1)図書館経営論

           
         
         
         
         
         
         
    
 今日は「図書館経営論」で、松下幸之助の有名な話、というのをきいた。経営論だからね。
 会社を経営するにはいざという時のためにダムを作らなきゃいかん・・・・という講演のあと、どうやったらダムができるのか、という質問に松下氏はは、そりゃあためようと思うんですよと答えた。という話である。
 つまりはそうしたいと思う理念・・・、「想い」が必要だ、というハナシなのだが、きいていて私は「へ?!」と想ってしまった。
 だってあったりまえじゃん!!
 さらにはあの京セラ(独特な発想で新会社を起こして急成長した超有名な会社)の社長がそれをきいて、そうか、想わなきゃできないのか・・・と目からウロコ7がおちた。といったといったハナシに至っては???である。
 私はつねづね自分が講演する時に
、なんでこんなあたりまえのことを! とこっそり思ってきた・・・。
 なんでこんなあたりまえのことを話して感心され、おカネがもらえるのか、ずうっと納得いかなかった。
 でも、天下の松下幸之助氏もそうなのなら私ごときがそんなあたりまえのことを、というわけにもいかんでしょう。
 もしかして、アリストテレスもプラトンもみんなとてもあたりまえのことをいっているのかもしらん・・・よく知らないけど。
 だからといって納得できたか・・・といわれると、でもねえ、なんだけど、もしかして、あたりまえのことをこれからもえいえいと話し続けることは必要で、それが人生なのかもしれない、とも思う。
 でも日本経済のトップもそんなことに感心していたのかと思うと不安だな。

 さて、いよいよ佳境に入ってきました、司書講習。
 7月28日から始まって、今ほぼ3週目(途中、なんと、ボン・ホリデーが入ったから)に入ったところ。
 これであとは日曜休日以外休みなく9月22日まで連続です。
 朝の9時から午後5時までさ。
 ようやく体が慣れてきましたが、肩こり腰痛もちにはいすに座っているのがまずきついです。で、まあそろそろレポート書くゆとりができましたんで、ぼつぼつご報告しましょう。