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「児童サービス論」は思った通り、可もなく不可もなく・・・だった。 児童がやりたくて司書講習にきた人は大いに不満だったと思う。でも、そんなもんですよ。 というより、児童なんて「図書館学」のなかではほとんど目もくれてもらえないんだ、ということがよくわかっていいかもしれない。 なにせいまだに県立図書館クラスになると、児童室はいらない、といわれる始末なんだから。 それは困るが、かといって児童がすべて、児童がメイン、と思われるのもまた困るもんだからね。 でもせめて日本の図書館の児童サービス史くらいやって欲しかったな。ほんの移り変わりまではやんなくていいから。 いや、でも先生が持ってこられた本が「いないいないばあ」「しろくまちゃんのホットケーキ」「ドリトル先生アフリカ行き」「エルマーのぼうけん」といったもので、しかもそれすら初めて見た、という受講者が多かったから、ほんの変遷もやってくれたほうがいいかもしれない。 しかもいまだに、図書館員は児童に対して、子どもは判断力がないから指導を行わなければならないっていうんだよ。 その一行がまずいというのに・・・。 そりゃ大人にだって「教育的指導」をするけどさ、相手の要求に応じて・・・だよね? 保母さんや小学校の教師という人たちというのは、子どもに沿おうという人が多い。 なのに児童図書館員が子どもを自分にそわせよう、とするのはたぶんこの一行が原因なのだ。 あしゃ・・・。 注、このレポートは受講順ではありません。最初のうちは書くだけの体力的なゆとりがなかったかもので、ようやく最近、体が慣れてきてかけるようになった、というわけです。 |
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