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今日の授業は「資料特論」・・。 選択なので三分の一しかいないが、いないのもどおり、話はなんと「古典籍 漢籍」である。つまり、書誌学・・・本を見て、目録を作る仕事ね。 この分野で今一番有名なのは、かの林望センセイである。 そうしてこの先生はどうやら「漢籍」・・・つまり中国で作られた昔の本・・・が専門らしく、黒板にはえんえんと読めない字及び書けない字が並んでいる。 周易とか、尚書とか、四書類とか、毛詩とかさ・・・・なーんのこっちゃ、でござる。 しかもこれは読める字、の範囲の話なんだからね。 あーぁ、教養のなさが身にしみる。 身にしみるといえば、ぼちぼちカネがなくなってきたのも身にしみる・・・・。 二ヶ月まったく稼げない、というのは結構きついことだなぁ、としみじみ思う。 いや、まだ米はあるけどね。 それにこーゆー話をきいていると、やっぱりうずうずしてくる。 あぁ、大英博物館に半年くらい行きたいなとつい思ってしまう。 ついでにメトロポリタンと自然博物館にも三ヶ月くらい、北京の故宮博物館にも一ヶ月くらい行くのもいいなぁ。 本当に、若いやつにはカネがいるな、と思う。 だってこのトシになってお勉強しにいったって、そりゃ私は満足できるかもしれないが、社会に還元するにはもう遅すぎるじゃないよ。 勉強するにはカネがいるし、本を買うにもカネがいるんだよねぇ〜。若くてビンボーだと大変だよ。いや、若くなくてビンボーだともっと大変、というハナシもあるけど・・・。 さて、この「資料特論」は試験ではなくレポートである。 我と思わんものは・・・やってみる? |
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