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今日から「情報サービス論」が始まった。 やれやれ、やっとレポートが授業に追いついた。まあ、前半のびてたからね。やっと体がなれてきたのか、だいぶ楽になった。 授業自体も概論ではなく具体的になったせいもあるかもしれない。概論だっておもしろくできる、とは思うけどね。 というわけで、「情報サービス論」はようするにレファレンスだ。 まずレファレンスという言葉はやや古く、今はインフォメーション・サービスというのが新しいそうだ。ほ〜っ。 その次に、司書講習を受けている人たちにもかかわらず、レファレンスという単語を初めてきいた・・・とかやってもらったことがない・・・とか、図書館でけんもほろろに扱われてイヤな目にあった・・・という人が大部分なのにびっくり・・・。 私は福生の図書館を使っているので(そうして福生の図書館はたいそう優れているので)ここ十年、レファレンスでこまったことがない・・・ので日本の大部分(東京のど真ん中でも)ではろくすっぽレファレンスが受けられないのを忘れていた・・・。 そうしてレファレンスに関しては私はお客さんをやってるばっかりなのでレファレンスツールをゼンゼン知らない・・・。 え〜っ、とおっしゃるかもしれないが、私はブンガク&児童文学についてはレファレンスを受ける、側もできるが、図書館の仕事はブンガク、だけじゃないんである。 私は行政資料も統計も、理科年表だって使えない。 以前、半田さんが生きていた頃はわからないことはなんでも彼に訊けばよかった・・・。 なにをきいてもわからない・・・ということがなかった・・・。 *半田雄二。日本でY・Aサービスを定着させた伝説の図書館人。 私は詩集に載っていない作者のわからない詩を、なんと「地名辞典」から探してもろったことすらある・・・。 今でもうっかりと、半田さんに訊こう、と思ってハッとすることがあるくらいだ。 図書館は本当に宣伝をしない・・。 ここにありますよ、という宣伝もしないし、おしらべしまっせ、手伝いまっせ、なんていう宣伝もしない・・・。 まあ、今の状態じゃ確かにやったら自分で自分の首をしめるけど・・・。 でも、今の小学生たちはしらべ学習のおかげでしらべることになれてきている・・・。 今はまだまだだけど、今年の小学一年生が高校に上がる頃には彼らはかなりしたたかな客になっているだろう。 それをテコにして少しはマシにできるかもしれない・・・。 とりあえず、できることはやろうと思うので、今小・中・高にサービスしている人たちを100人募集します。 学校用レファレンスツール作成にご協力ください。 よろしくね。 申し込み FAX042-552-6913 |
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