日本児童文学学会
読みたい論文は、大阪府立国際児童文学館へ、お問い合わせください。
創刊号(1971)
児童文学における「伝え」の問題 本田和子 p2-13 論文
南吉文学に見る孤独と背信と没倫理性 浜野卓也 p13-17 作論
−幼時に取材した自伝的小説を中心にして−
宮沢賢治童話の色彩−児童文学性の一側面− 大藤幹夫 p18-24 作論
[書評]「国文学」の特集にふれて 上野明雄 p24 書評
「龍の目の涙」「ある島の狐」の初出について 向川幹雄 p25-31 作論
「泣いた赤鬼」新旧版の比較 山本道子 p31-38 作論
[書評] 福田清人著「童話の作り方」 村松定孝 p38 書評
異名同人考 藤田圭雄 p39-41 論文
ロフティングについて−「ドリトル先生物語」の作者− 白木 茂 p41-46 作論
アンデルセンの母が息子にあてた手紙 山村静 訳注 p46-51 作論
イラン・インドの両国にみるアジアの児童書出版の現状 金平聖之助 p52-56 論文
[書評]「日本の童話作家」(日本児童文学学会編) 根本正義 p56-58 書評
編集後記 p58 後記
第2号(1972)
昔話に見られる主題の展開について−灰まき童児の場合−野部博子 p2-9 論文
1972 一般誌にみる児童文学研究 上野明雄 p9,61 時評
有島武郎の児童文学−童話成立過程とその前後(1)− 増子正一 p10-21 作論
後藤楢根と日本童話会 根本正義 p22-25 論文
童話作家協会の創立と解散まで 渋沢青花 p26-29 論文
満州児童文学回想 石森延男 p30-33 論文
満州児童文学資料(1) 石森延男編 p34-39 作目
児童文学における時間と空間の問題 本田和子 p40-46 論文
Johnny Crow's Garden について 三宅興子 p47-50 作論
ロシア児童文学史(1) A・P・バープシキナ(北村順治訳) p51-61 歴史
本年度の講演会と研究発表 村松定孝 p62 記事
編集後記 上笙一郎/上野明雄 p62 後記
第3号(1973)
日本の子どもたちの行末 石森延男 p2 随筆
「童話」という呼び名 藤田圭雄 p3-6 論文
童話作家・細川風谷の行方 村松定孝 p6,20 随筆
日の目を見なかった「日本童話」 渋沢青花 p7-10 論文
−童話作家協会の機関雑誌−
ホフマン「もじゃもじゃペーター」の日本最初の紹介 上笙一郎 p10,15 作論
雨情の童謡と「事物の生活」についての考察 渋谷和子 p11-15 作論
絵本観の変遷 永田桂子 p16-20 歴史
絵本画家、マリウス・センダック論 金平聖之助 p21-26 作論
ロシア児童文学史(2) A・P・バープシキナ(北村順治訳) p27-31 歴史
[児童文学状況'73] あいつぐ児童文学誌の創刊 上野明雄 p31 時評
満州児童文学資料(2) 石森延男編 p32-39 作目
[児童文学状況'73] 児童文学研究書の現況 上野明雄 p39 時評
本年の活動報告 上 p40 記事
編集後記 上笙一郎/上野明雄 p40 後記
第4号(1975)
明治の児童雑誌『わらんべ』 藤田圭雄 p2-3 論文
[ミニ児童文学者紹介]エリン・ペリン 北村順治 p3 記事
絵本観の変遷(2) 永田桂子 p4-11 歴史
胎動期−明治元年〜明治30年あたりまで−
「ろばの皮」についての一考察 石沢小夜子 p12-16 作論
[ミニ児童文学史] 白ロシア/エストニア 北村順治 p16 記事
ロシア児童文学史(3) A・P・バープシキナ(北村順治訳) p17-20 歴史
ソビエト大百科(旧版) アンデルセンの項目 北村順治訳 p20 記事
満州児童文学資料(3)(注=原資料は第2回) 石森延男編 p21-35 雑目
[ミニ児童文学史] ポーランド前史/アルメニア 北村順治 p35 記事
1974年度の活動 上 p36 記事
最近出た研究書 K p36 時評
第5号(1975)
「ろばの皮」との比較による小波お伽噺化の一考察 石沢小夜子 p2-6 作論
最近の児童文学研究書リスト p6 研目
編集部からのお願い p6 記事
「家庭教育・歴史読本」について 勝尾金弥 p7-13 論文
絵本観の変遷(3) 永田桂子 p14-22 歴史
混迷期−明治30年あたり〜大正10年まで−
小川未明・童話作家への出発 畠山兆子 p23-31 作論
−「少年文庫」から『赤い船』へ−
モーヌの大将について 牧野文子 p32-37,31 作論
現代日本における〈花物語〉の系譜 上笙一郎 p38-49 論文
−女流児童文学の一側面−
日本児童文学学界編「明治の児童文学」(仮題)の執筆希望
およびテーマの募集 p49-50 記事
学会の活動報告 p50 記事
編集後記 p50 後記
第6号(1976)
お山の杉の子−吉田テフ子− 楠木繁雄 p2-4 作論
学会の活動報告 p4 記事
絵本観の変遷(4) 誕生期−大正11年〜昭和12年まで− 永田桂子 p5-11 歴史
文学と児童像についての一考察 定松 正 p18-23 論文
有島武郎の児童文学 増子正一 p24-31 作論
子供の歌と遊びとの関連性 菅沼康憲 p32-46 論文
お知らせ p46 記事
編集後記 編集委員会 p46 後記
第7号(1976)
与志雄童話の再評価 関口安義 p2-7 作論
研究発表大会のお知らせ p7 記事
教科書にみる婦人像 高橋美代子 p8-16 論文
学会の活動報告 p16 記事
昭和児童文学の再検討−児童文学に翻訳論争はあったか−根本正義 p17-23 論文
お知らせ p22 記事
有島武郎の児童文学(3) 増子正一 p24-32 作論
本誌の原稿募集のお知らせ p32 記事
子供の歌と遊びとの関連性(2) 菅沼康憲 p33-44 論文
編集後記 編集委員会 p44 後記
第8号(1978.8.15)
物語体験としてのイニシェーション 本田和子 p2-6 論文
−「家出」の象徴をめぐって−
ラ・フォンテーヌの『寓話詩』におけるモラルについて 牧野文子 p7-14 作論
ローラ・インガルス・ワイルダーの生涯と
小さな家シリーズ=@ 谷口由美子 p15-28 作論
児童文学研究¥\号(記念号)の原稿募集のお知らせ p28 記事
有島武郎の児童文学(4) 増子正一 p29-35 作論
昭和五二年度研究書リスト p35 研目
第一回日本児童文学学会賞並びに同奨励賞決まる 冨田博之 p33 記事
学会賞を受賞して 藤田圭雄 p33 感想
受賞の、というより受賞後の感想 鳥越 信 p37-38 感想
学会研究奨励賞受賞のことば 勝尾金弥 p38 感想
編集後記 p38 後記
第9号(1978.9.15)
試論 児童文学作品における知覚イメージ 竹内オサム p1-6 論文
アメリカ議会図書館児童図書部 三宅興子 p6 随筆
新美南吉論 北井千鶴 p7-13 作論
南吉資料整理の昨日今日 斎藤寿始子 p13 記事
[書評]与田準一著『詩と童話について』 弥吉菅一 p21-22 書評
[書評]続橋達雄著『未明童話の研究』 大藤幹夫 p23-24 書評
日本児童文学学会関西例会一覧 p25-26 記事
編集後記 中川正文 表3 後記
第10号(1979.9.15)
『チチノキ』の童謡(1) 藤田圭雄 p1-7 論文
安房直子の空想物語についての一考察 萬屋秀雄 p8-15,23 作論
−「きつねの窓」「鳥」を中心に−
巽聖歌の童謡について−自筆童謡集『茱萸』を中心に− 谷 悦子 p16-23 作論
オーストラリア児童文学のファンタジー 片岡政昭 p24-29 作論
−P・ライトソンの「氷がくる」−
フランスにおける子どもの本の書評活動について 新倉朗子 p30-36,43 論文
絵本観の変遷(6) 萌芽期−昭和13年〜終戦まで− 永田桂子 p37-43 歴史
巖谷小波とお伽唱歌 桑原三郎 p44-51 談
児童文学研究文献目録−昭和53年1月〜6月− 向川幹雄/竹内オサム p52-53 研目
英語圏児童文学研究文献目録−78年6月〜12月− 三宅興子 p54-55 研目
第2回日本児童文学学会 学会賞・奨励賞について p56-57 記事
研究大会 於京都女子大学 p57-58 記事
[受賞者のことば] 校本宮沢賢治全集編集委員 p57 感想
[受賞者のことば] 二上洋一 p57 感想
編集後記 中川正文 表3 後記
第11号(1979.11.30)
南吉童話「のら犬」の一考察 続橋達雄 p1-9 作論
江口渙の革命思想と童話観 上田信道 p10-16 作論
佐藤さとるの短編ファンタジーについて 萬屋秀雄 p17-26 作論
−その特質をさぐる−
イタリアの「灰かぶり」物語 増山暁子 p27-38 作論
「おばあさんの村」論−童話を通してみる中野重治文学−浜野卓也 p39-47 作論
池内茱萸=伊丹万作なること 上笙一郎 p48-52 作論
編集後記 向川幹雄 p53 後記
第12号(1981.7.20)
「赤い鳥」とリシュタンベルジュ 佐藤宗子 p1-10 論文
江口渙初期年譜考 上田信道 p11-16 作論
「ひかりの素足」考 西山令子 p17-25 作論
「片輪者」原典、有島童話の特徴 増子正一 p26-28 作論
−ユング心理学の立場から−
二つの作品−「小公子」「大岡越前守」− 大藤幹夫 p29-35 作論
英語圏児童文学研究文献目録 三宅興子 p36-39 件目
編集後記 大藤幹夫 p40 後記
第13号(1982.11.20)
石井研堂「鯨幾太郎」の受容について 上田道信 p1-7 作論
〈再話〉の創造性−長田秀雄「厨子王と安寿姫」の場合 佐藤宗子 p8-16 論文
「権狐」の人物像(1)−キツネとしてのごん− 北 吉郎 p17-22 作論
松谷みよ子の再話文体 甲田和子 p23-31 作論
−「おしになった娘」「茂吉のねこ」を中心に−
巖谷小波の文体観−文語体から言文一致体へ− 藤本芳則 p32-39 作論
「岩波の子どもの本」創刊以前の絵本観−戦後− 永田桂子 p40-48 歴史
戦争児童文学をめぐって 長谷川潮 p49-53 論文
雑誌「童話精神」の運動 五十嵐康夫 p54-59 論文
歴史児童文学の状況と今後の課題 久保 喬 p60-66 論文
英語圏児童文学研究文献目録 三宅興子 p67-71 研目
編集後記 大藤幹夫 p72 後記
第14号(1983.11.20)
『コドモノクニ』の童謡(1) 藤田圭雄 p1-7 論文
なぜ未明は象徴童話を書いたのか 浜野卓也 p8-16 作論
「ごん狐」の人物像 北 吉郎 p17-24 作論
−草稿「権狐」における〈擬獣化〉について−
紀要執筆要綱 p24 記事
「キルーフとオルウェン」の物語 中野節子 p25-33 論文
−ウェールズのアーサーと妖精たち−
思い出の記 石橋達三 p34-39 随筆
編集後記 向川幹雄 p40 後記
第15号(1984.10.30)
P・グリパリ『蛇口の妖精』 谷 恭子 p1-10 作論
−魔法の世界が現実と出会うとき−
シンデレラのガラスの靴論争 新倉朗子 p11-21 作論
中学・代用教員時代の南吉における結核 北 吉郎 p22-34 作論
−「ごん狐」の主人公の死−
芥川龍之介と児童文学−「白」をめぐる考察− 菅野信賢 p35-41 作論
泉鏡花「お銀小銀」をめぐって 藤本芳則 p42-49 作論
紅緑の大人ものと少年もの−「富士に題す」をめぐって−桑原三郎 p50-60 作論
日本児童文学・研究文献紹介ー1983年6月〜12月− 向川幹雄 p61-63 研目
英語圏児童文学・研究文献紹介 三宅興子 p64-68 研目
編集後記 石沢/斎藤/田宮/浜野 p69 後記
第16号(1985.7.20)
オトフリート=プロイスラー論−作家と作品の間− 森 典子 p2-10 作論
今西祐行の処女作「ハコちゃん」の成立過程 三井喜美子 p11-19 作論
−リアリズムへの変質−
『昆虫列車』のまど・みちお 谷 悦子 p20-33 作論
−童謡における娯楽性の主張−
新美南吉「花のき村と盗人たち」の成立と、
オスカー・ワイルド「わがままな大男」 草野明子 p34-44 作論
新美南吉の「家」−帰りつかぬ物語の不安− 佐藤宗子 p45-54 作論
秋田雨雀の童話論−童心主義の流れの中で− 上田信道 p55-64 作論
[資料紹介]『現代児童文化講座』総目次 根本正義 p65-72 他目/解説
日本児童文学・研究文献紹介−1984年1月〜3月− 向川幹雄 p74-76 研目
英語圏児童文学・研究文献紹介 三宅興子 p78-81 研目
編集後記 石沢/斎藤/田宮/浜野 p82 後記
第17号(1986.4.20)
千葉省三における文体、その選択と意味 高橋久子 p2-16 作論
−「虎ちゃんの日記」を中心にして−
詩歌翼賛−「雨ニモマケズ」の遍歴− 桑原三郎 p17-26 作論
『少女の友』、その栄光の時代 遠藤寛子 p27-43 論文
中勘助『銀の匙』小論 西 英生 p44-51 作論
北田薄氷の児童文学 藤本芳則 p52-61 作論
[資料紹介]金教善「朝鮮少年文芸団体消長史稿」(1932年)滑川道夫 p62-64 資料/論文
日本児童文学・研究文献紹介−1984年4月〜12月− 向川幹雄 p66-69 研目
英語圏児童文学・研究文献紹介 三宅興子 p70-74 研目
編集後記 石沢/斎藤/宮崎/浜野 p75-76 後記
第18号(1987.3.10)
マンガ本質論の追求 古林三樹也 p2-13 論文
明日の社会への良心の書 勝尾金弥 p14-24 作論
−『人間はどれだけの事をして来たか(1)』−
宮沢賢治における「反復」の過程 松扉 博 p25-40 作論
−詩集『春と修羅』に見る−
有島童話と他の作品 増子正一 p41-50 作論
『こがね丸』『二人むく助』をめぐる批評 向川幹雄 p51-59 論文
[資料紹介] アンデルセン童話百周年記念会資料 滑川道夫 p62-75 資料/論文
日本児童文学・研究文献紹介−1985年1月〜12月− 向川幹雄 p76-81 研目
英語圏児童文学・研究文献紹介 三宅興子 p82-84 研目
編集後記 石沢/斎藤/宮崎/浜野 p85 後記
第19号(1987.10.20)
宮澤賢治の語彙をめぐって−賢治詩からの視座− 宮沢健太郎 p2-19 作論
千葉省三の作品年譜考−初期作品を中心に− 福島逸子 p20-38 作論
千葉省三と茨城児童芸術運動 高橋久子 p39-49 論文
「コドモノクニ」小考−読者論の立場から− 中村悦子 p50-63 論文
『日本少年』から『少年倶楽部』にみる少年投書家展望 佐藤光一 p64-77 論文
−投書≠ノ寄せる少年という時間−
シンポジウム記録−いま『赤い鳥』に何をまなぶか− p78-83 座談
日本児童文学学会創立資料について 滑川道夫 p84-90 論文
日本児童文学研究文献目録稿(1986) 向川幹雄 p91-100 研目
英語圏児童文学研究文献紹介 三宅興子 p101-106 研目
編集後記 皆川美恵子/安藤美紀夫 p107 後記
第20号(1988.12.25)
児童文学・文化研究論文懸賞募集の選考を終えて 冨田博之 p2-3 選評
児童文学・文化研究論文懸賞募集入選決定のお知らせ 日本児童文学学界 p4-5 記事
児童文学の「文体」における「近世」と「近代」 中村哲也 p6-24 論文
−明治20年代前半の児童文学の重層性−
魯迅の児童文学、児童読み物への論評 石田 稔 p25-41 作論
−一九二、三〇年代の中国児童文学と関連させて−
拡大と縮小のパターン −ルイザ・メイ・オルコットの 浦川直子 p42-56 作論
『若草物語』と『仕事』にみられる19世紀のフェミニズム−
『赤毛のアン』の作者L.M.モンゴメリの実像 桂 宥子 p57-70 作論
童装束に現れる児童館の分析 加藤 理 p71-86 論文
−十二世紀末以前における貴族の童男・童女を中心として−
今井よねと福音紙芝居 上地ちづ子 p87-117 作論/著目/年譜
編集後記 宮川健郎 p118 後記
第21号(1989.12.31)
野口雨情−ルソーへの共鳴− 西条和子 p3-16 作論
『不思議の国のアリス』における二人の女性像 林 豊美 p17-28 作論
−ヴィクトリア朝女性史の視点から−
ヴァージニア・リー・バートン作品論序論 美谷島いく子 p29-44 作論
ELEANOR H.PORTER 作品における sysmpathy の読まれ方 高橋久子 p45-61 作論/著目
−“Pollyanna Grows Up”を中心に−
絵雑誌「コドモノクニ」解題と細目(1) 中村悦子/岩崎真理子 p62-70 雑目/解説
日本児童文学・評論文献目録(1987) 向川幹雄 p71-87 研目
英語圏児童文学研究文献紹介(1987年度) 三宅興子 p88-94 研目
編集後記 宮沢 p95 後記
第22号(1990.11.15)
岩野泡鳴の童謡について−童謡胎動期の一考察− 畑中圭一 p1-11 作論
〈小波お伽噺〉文体の形成過程−明治27年まで− 藤本芳則 p12-21 作論
近代日本における児童文学生成期の諸相 中村哲也 p22-31 論文
−逍遥・鴎外・小波を中心に−
兵庫の教育関係者による児童文学同人誌活動ー1950年代−和田典子 p32-45 論文
絵雑誌「コドモノクニ」細目(2) 中村悦子/岩崎真理子 p46-66 雑目
編輯後記 向川幹雄 p78 後記
論文要旨 (p2)
英語圏児童文学研究文献解題−1988年− 三宅興子 (p3-11) 研目
第23号(1991.8.15)
愛子叢書の読みについて 続橋達雄 p1-8 論文
大正期の日曜学校向け児童読物 森田絵里 p9-17 論文
−野辺地天馬と「小光子」−
〈児童読物改善ニ関スル内務省支持要綱〉にいたる経緯 浅岡靖央 p18-26 論文
「狼森と笊森、盗森」における心理的イメージの考察 林美千代 p27-37 作論
論文要旨 (p1)
In Fairy-Land から The Princess Nobody へ 三宅興子 (p2-12) 作論
児童文学(日本)研究文献目録−1988年− 向川幹雄 (p13-23) 研目
編集後記 向川幹雄 表3 後記
第24号(1992.6.1)
「七一雑報」の子ども向読物をめぐって 勝尾金弥 p1-12 論文
尾崎紅葉と児童文学−『二人むく助』を中心に− 藤本芳則 p13-22 作論
「北守将軍と三人兄弟の医者」論−もう一つの西域童話−多田幸正 p23-32 作論
『童謡集 銀の砂』について 和田典子 p33-43 作論
−大正期の自由教育の中で生まれた兵庫県の児童詩集−
森三郎童話研究−第二次「赤い鳥」との関わりを中心に−酒井晶代 p45-58 作論
〈童話〉語義考−明治時代− 向川幹雄 p57-66 論文
英語圏児童文学研究文献解題(1989年) 三宅興子 p1-12 研目
論文要旨 後付 他
編集後記 向川幹雄 表3 後記
第25号(1993.3.1)
小波のお伽噺化の一方法 早川史香 p1-13 作論
−『日本昔噺第二三編牛若丸』上−
魔法使いから魂の導者へ 高鷲志子 p14-25 作論
−J・R・R・トールキン『指輪物語』におけるガンダルフ−
『女学雑誌』にあらわれる子供 内藤知美 p26-46 論文
−母子関係の展開を中心として−
「日本児童文庫」の成立とその時代背景 早川麻里 p47-65 論文
ピノッキオの成長−『エミール』からの考察− 村上 薫 p81-67 作論
子どものテレビ物語の理解におけるカット技法の役割 山本博樹 p100-82 論文
不在の少女たちからのメッセージ 藤森かよこ p111-101 作論
−Virginia Hamilton の“The Planet of Junior Brown”再読−
日本児童文学研究文献目録考−1990年− 向川幹雄 p119-112 研目
論文要旨 p122 他
編集後記 関口安義 表3 後記
テキストファイル化富田真珠子