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日本でも近年人気がありますが、西欧では昔から子どもの最初のお友だちは、くまのぬいぐるみと相場が決まっているようです。西欧には、数え切れないほど、くまのぬいぐるみ(テディーベア)をモチーフにした絵本や児童文学がたくさんあります。どの子にとっても自分のくまくんは、だれともなにとも交換できない大親友です。徳間書店の本をざっとみわたしてみても、ほーら、こんなにいろんなくまくんが勢ぞろい。みなさんも、自分のお気に入りのくまくんを探してみませんか? ○泣かないで、くまくん 公園に置き忘れられた動物たちの、ちょっぴり切なく忘れられない物語。主人公はもちろん、置き忘れられてしまった、小さなテディーベア。 ○くまとハンフリー テディーといっしょに冒険にでかけるハンフリー。実はこのテディー、おとうさんが子どもの頃には、おとうさんといっしょに冒険をしていたのでした… ○アフリカへいったクマ アフリカへ観光にやってきた女の子がテディーをわすれていっちゃった! 現地の男の子があわてて女の子を捜して…! 広いアフリカを舞台にした楽しい絵本。 〇おやすみ、くまくん まどから外をながめながら今日の一日を思い出すくまくん。寝る前のひとときにぴったりの、心がいやされる絵本。 〇アイラのおとまり 生まれて初めて友だちの家にいく男の子。毎日一緒に寝ているくまくんを連れていきたいけど恥ずかしい…これはテディーの持ち主が主人公。子どもの気持ちを見事に表現。 ○ねこがすき、くまがすき 女の子の「一番のお気に入り」の座をクリスマスプレゼントとしてやってきたテディーベアにうばわれたネコは、やきもちをやいて、なんとかテディーを追い出そうとこころみますが…テディーベア好きにもネコ好きにもたまらない絵本。 〇くまのオルソン ひとりぼっちのオルソンが、冬眠からさめたら、そこにクマのぬいぐるみが! さびしいだけの毎日が明るくなって、とうとう不思議なことが… 『泣かないで、くまくん』アン−マドレイヌ・シェロット作、絵/菱木晃子訳 『くまとハンフリー』ジャン・ウォール文/ウィリアム・ジョイス絵/山内智恵子訳 『アフリカへいったクマ』市川里美作、絵 『おやすみ、くまくん』クヴィント・ブッフホルツ作、絵/石川素子訳 『アイラのおとまり』バーナード・ウェーバー作、絵/まえざわあきえ訳 『ねこがすき、くまがすき』キャロル・グリーン文/アン・モーティマー絵/まえざわあきえ訳 『くまのオルソン』ラスカル文/マリオ・ラモ絵/堀内紅子訳 テキストファイル化富田真珠子 |
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