おなら・いびき・くしゃみ …体から出る音…

バクスボーム / ゲルマン・共著
藤田千枝・訳 田沢梨枝子・絵 さ・え・ら書房

           
         
         
         
         
         
         
    
    

人間の体からは、いろんな音が出てきます。
おなら、いびき、せき、くしゃみ、あくび、げっぷ、おなかの鳴る音、そして関節のあたりから出る「コキッ」「ボキッ」という音……。
この本は、こうした音がどうして出るのかをわかりやすく説明してくれます。
たとえば、くしゃみ。鼻の中に、ほこりなどの迷惑なものが入ったとき、それを吹きとばす働きをしています。ハァーックションのハァーッで、空気を肺の中に吸いこんで、クッションで鼻を通って空気がとび出します。
科学者がくしゃみのスピードをはかったところ、時速一六〇`もあったそうで、くしゃみの力はなかなか強いのです。
おならはどうでしょうか?
どんな人でも、消化器の中にたまった気体を外に出さなくてはなりませんから、おならをすることはたいせつです。おならのでき方は? 大きい音、小さい音、くさいもの、においのないもの……なぜ、ちがいがでるのでしょうか? この本は、そんなふうにつぎつぎわいてくる疑問にていねいに答えてくれるでしょう。
体から出る音は、はずかしいものと思われがちです。でも、どのようなしくみで音が出るのか、わかるようになると、体の中のようすが目に浮かんできて、なかなか楽しくなってきます。あなたも、体の音に耳をかたむけてみませんか?
(池)静岡こどもの本を読む会
テキストファイル化杉本恵三子