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これは、むかしむかし、火山の近くのほら穴に住んでいた、グラントぞくのおはなしです。 ある朝、チビ・グラントは、お母さんのママ・グラントにたのまれて、森にお昼ごはんのたまごをさがしに出かけました。 そして、今まで見たこともないほど大きなたまごを見つけ、持ってかえります。ところがその夜、たまごからはきょうりゅうのあかちゃんがあらわれたのです。 みんなは大さわぎ。ジョージと名付けられたそのきょうりゅうは、結局チビ・グラントが、かうことになりました。 きょうりゅうが、まきおこすいろんなお話。そしてきょうりゅうとのお別れ。三世代同居のチビ・グラントの家庭はとてもゆかいで、読み手を楽しませてくれます。おおらかでほのぼのとした絵も心をなごませてくれます。あなたも原始時代へタイムスリップして大冒険をしてみませんか？
（由）＝静岡子どもの本を読む会
テキストファイル化武像聡子
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