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とてもわかりやすいゴミの本です。 もりこまれている情報が新しいばかりでなく、ゴミの現実をベールを取り払って、きちんと子どもたちに見せてくれます。 事実を伝える写真と、親しみやすいイラストが、本文の内容を一層わかりやすいものにしています。 地球規模の話をしながらも、子どもたちの日常生活の中に、いくらでもゴミについて考えたり、実行できる材料がころがっているよ、と語りかけます。 たとえば、物をなくしても捜さない、ノートを最後まで使わない、食べ残す、エンピツを短くなるまで使わない―物をたいせつに使わないことが、パンクしそうなゴミ処理場へとつながっていくのですね。 ゴミも、もとをただせば木、鉱石、石油、農産物からできています。貴重な資源をたいせつに使い、環境を汚さない生き方こそかっこいい生き方なんだよ、と著者はいっています。 (池)=静岡子どもの本を読む会
テキストファイル化山本京子
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