|
![]() そのあいまいさが嫌いな読者にとって、森忠明はつまらないでしょうし、好きな人には、おいしい果実。おそらく、この作家は、「子ども時代」(少年時代?)を信じていて、今も所持していて、もちろん経験レベルでいえばそれはあくまで森忠明個人のものに過ぎないのですが、それはすべての子どもたちに通じるなにかを持っていると考えていると思います。だから、わざわざ別の名前を少年に付ける必要はない、と。 「グリーン・アイズ」は、「森忠明」くんが、彼を可愛がってくれている、お隣りの川島のおばちゃんから貰った革性の日記を、字がきたないぼくが書いたらもったいないと思っていたけど、書かないのは申し訳ないと思い直して、暮れも押しつまった12月21日から付け始める、その日記の中身が、この本、という設定。 ![]()
メールマガジン児童文学評論1998/02/07
|
|