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むかしからお話や言い伝えに登場してくる生きものの中には、おにやてんぐやカッパがたくさんでてきますね。でもどういうわけかその正体はよくわかっていません。 恐竜でおなじみのヒサクニヒコさんが、川がきれいだったむかし、カッパはどんなところに暮らしていたのだろうか、どんな動物だったのかをたんねんに、どこかユーモラスにこの本に描いてくれました。 ・体の仕組み ・こうらのひみつ ・カッパの食物 ・カッパの道具 ・カッパの社会 などなど、水とともに生きたカッパたちの楽しそうな暮らしぶりが伝わってきます。 「最近ではカッパの目撃談はほとんど聞きません。川や池、湖など、かつてカッパがいっぱい見られたところが、今やすっかり人間の世界になってしまったからでしょうか」となげいています。 |
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