クリスマスの本

           
         
         
         
         
         
         
    
    
「クリスマスのまえのばん−サンタクロースがやってきた−」(ムア:詩 チューダー:絵 中村妙子:訳 偕成社)
 ゆかしたのねずみもひっそりと、しずまりかえったいえのなか。だんろのまえにはくつしたが、ねがいをこめてかけてある……。
 クリスマス前後の様子をすてきな詩で綴(つづ)った一冊。カラーとモノトーンを交互に使った絵は、クリスマスの雰囲気たっぷり。

「ボクの12月24日」(アヒム・ブレーガー:文 カロウ:絵 酒寄進一:訳 ほるぷ出版)
 ぼくは子犬のフロッキー。今日は、家族みんなの様子がおかしいんだ。パパがへんな木を持ってきたから、てっきりぼくがオシッコするためだと思ったのに、どなられちゃった!
 子犬の目からみた、楽しいクリスマス・イブのはなし。

「サンタと小人の国のお話集」(クレンニエミ:作 いながきみはる:訳 偕成社)
 ここは北の国、フィンランドのコルバトントリ。ここにはサンタと小人のトントゥたちがすむ村があります。サンタの国のいろんな出来事を書いたお話が六つ入っています。(由) =静岡子どもの本を読む会
テキストファイル化古賀ひろ子