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朝ごはんに子どもを食べるのが大好きな、とても残酷で大ぐらいの人喰(く)い鬼と、ゼラルダというお料理好きな女の子のお話です。 ある日、ゼラルダを人喰い鬼がまちぶせるのですが、あんまりあせって岩から足をすべらせドシーン。 人喰い鬼は気絶してのびてしまいました。 「このひと、おなかがペコペコで死にそうなんだわ」とゼラルダは、すぐにたくさんのお料理を作ってあげました。 お料理好きのゼラルダの勇気と知恵とやさしさに人喰い鬼は・・・・・・。 最後のページをごらんください。思わずニヤッとしてしまいます。 大型で親しみやすい絵本なので、読み聞かせには楽しめます。だって、ゼラルダの作るお料理の何とおいしそうなこと、どこからかプーンといいにおいがしてきそうです。
(雅)=静岡子どもの本を読む会
テキストファイル化山本京子
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