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子どもから大人まで楽しめる科学あそびの本です。 この本を見ながら、そのとおりに実験してみてください。実験といっても、材料は、紙、のり、ハサミ、布、ハガキなどです。 友だちを、あ!と驚ろかす手品ができますよ。 実験なのに、手品なの?って、不思議に思うかもしれませんね。たとえばハガキに穴をあけて、体をくぐらせることができるか? 紙に一円玉大の穴をあけ、そこから五百円玉を、紙を破らずに通せるか? 帯状に切った四枚の布を、結ばず、縫わずに、パッとつなげられるか? むずかしそうだって? いえ、ちっともむずかしくありません。コツは本に忠実にやってみること。 さて、この本の特別おもしろいところは、ここからです。紙を帯状に切って、ひと工夫してから、輪にしてのりづけします。そこで、帯にハサミを入れると。工夫の仕方で、思いがけない輪が現れます。友だちと予想を言いながら、やってみてください。大いに盛り上がりますよ。(池)=静岡子どもの本を読む会
テキストファイル化山地寿恵
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