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じつはつい先月、近視のレーザー手術を受けました。両眼とも、０．０４程度だったのが、左目は０．９、右目は０．５まで視力があがったところです。３５年ぶりに、眼鏡のない生活を楽しんでいます。が、近視の矯正手術をすると遠視が強くなるのと、今回ぼくの場合、両目の視力にちょっと差ができたため、細かい仕事をしていると、疲れて眠くなってしまいます。いまやっているのは、来年、ランダムハウス・講談社から出る予定の『フィード（"Feed"）』という作品。近未来ＳＦのヤングアダルトもの。 そんなわけで、なかなか仕事が進まず、この「あとがき大全」も進んでいません。 今回は、お休みです。 しかし、いつも思うのですが、外科手術というのは、土木工事です。今回も、眼球の表面を薄くカットしてフラップ（蓋）にして、その下の角膜を削って屈折率を調整して、フラップをかぶせておしまい。なんとも、快い手術でした。 どうぞ、このエッセイを読んでいる方々も、読んでいらっしゃらない方々も、よいお年を。 ２００４年１２月２６日 金原瑞人 |
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