6号(1997/04/07)
[特集]売れればエライ!?
売れれはエライか? 甲木善久
『ソフイーの世界』顛末記 池田香代子
力ムとウーフと私 神沢利子
私の初めての絵本 筒井頼子
ズッコケ二十年 那須正幹
クレヨン王国雑記 福永令三
ぶたの歯ぎしり 矢玉四郎
アンパンマンとぼく やなせたかし
気がついたら、ロング・ベス卜セラー 立花美乃里
子どもの「勝利宣言」としての「ノンタン二千万部」 鴻池守
【対談]ベス卜セラーの謎-マンガと児童書 本多健治+木村裕一
ミリオンセラー本の是非-専門店の立場から-木村裕一・作『ごあいさつあそび』【誌上裁判】
私たちかお薦めしたい本とは(インタビュー)童話屋書店/竹村たか子
本は誰のもの?メルヘンハウス/三輪 哲
『ごあいさつあそび』読者からのご意見 北川和枝さん 山口ほすみさん 守辻本和男さん
遊園地の文学-クレヨン王国とオズの国-鈴木宏枝
(投稿)私と「だるまちゃん」 赤木靖之
若手編集者匿名座談会@
[資料1]書店・取次・専門店96年度売り上げベス卜10
[資料2]図書館利用回数ベス卜加……皿
[資料3]出版社別ロングセラー・ベス卜セラー ベス卜3
[書評]少年のこころをゆさぶる本 天沼春樹
絵本の世界を元気づける 新しい作家の存在 小野 明
「子ども文化」を語る姿勢-〃コスモロジー〃の視点から- 森下みさ子
「おもちゃ」で見る子どもの世界 『おもちゃ革命』を読む ひこ・田中
リレー連載 野良猫フオーラム(第六回) 矢川澄子 イラス卜・宇野亜喜良
連載評論〃指輪〃から始まる物語5西村醇子
*作家 はらたいら
Q&A 教えて神さま! *答える人 神宮輝夫
詩 ことばの森H木島始
かびしばい かわじまさよ
海外ウォッチング シャン卜・リーブル 本も(歌う)びっくり箱 数藤ゆきえ
編集委員のページ 童話ちゃんぷるう 舟崎克彦
(1)まるはげどんじゃ 2社長は語る 鰹ャ峰書店社長 小峰紀雄
二人なからの私 八木一樹
書店レポー卜 その六 木村裕一
ベス卜セラーヘの果敢な挑戦を! 野上 暁
神宮輝夫の頁 「家庭」を求める「家族」たち 『永遠のトララ』から 上原理佳
*放課後タイムズ 名取弘文
7号(1997/08/28)
[特集]翻訳って何?
【対談+1】屹立する言葉 梨木果歩+神宮輝夫+甲木善久
翻訳について 猪熊葉子
絵はエスペラン卜 矢川澄子
紙面ということ 井辻朱美
【対談+1言葉の生まれる場所 田村隆一+寮美千子+甲木善久
内田莉莎子論 伊藤比呂美
コラボレーションとしての翻訳 酒寄進一
翻訳者の変遷と裏話 森武志
フランス語から日本語ヘ-翻訳について考える- 数藤ゆきえ
翻訳によせるうた 木島始
翻訳と小説家のはざまで 天沼春樹
【対談】絵本の翻訳の現場から 青山南+羽島一希
一九四五年以後の翻訳を素材にして 神宮輝夫
【資料】海外で翻訳出版された日本の子どもの本
【害評】ドイツの現代児童文学を読む1 天沼春樹
力ウンセリングという物語「生きにくさ」を窓に… 森下みさ子
「打算」「計画」「理性」をはね飛ばす『両手のなかの海』 ひこ・田中
江國香織著『絵本を抱えて部屋のすみヘ』について 小野 明
[エッセイ]ぶたの歯ぎしり矢玉四郎
[連載評論]〃指輪〃から始まる物語6 高鷲志子
*もう一つのメッセージ(昔話を素材にして〉
若手編集者匿名座談会2
子供の本専門店だより東から西から
〔詩]ことばの森E木島始
[Q&A]教えて神さま! *答える人神宮輝夫
[詩]かびしばい かわじまさよ
[海外ウォッチング]オース卜ラリアのSF作品『ギャラクス・アリーナ』 嶋田のぞみ
〔編集委員のページ]童話ちゃんぷるう 舟崎克彦
かためない意志2代表は語る ・去褐社 武市八十雄
〈そこ〉をめぐって 八木一樹
ボクの絵本の海外進出作戦 木村裕一
甘くて哀しいオマケの名作-カバヤ文庫の思い出から- 野上 暁
神宮輝夫の頁 児童文学の中に描かれた〃身体〃-川島誠の作品から 上原里佳
*BAD B0YS たかおゆうこ
[物語見聞録]ボロボロズーズー ゑ・スズキコージ
8号(1998/12/25)
[特集]これからどうする子どもの本
[対談]これからどうする子どもの本 舟崎克彦+野上暁
えほんごの成立に向けて 村中李衣
アメンボ・キッズにファンタジーの翼を 杉沢礼
ファンタステイックとリアル 鈴木宏枝
ティラノサウルスのいいがかり 芝田勝茂
子ともの本ギョーカイの怪 甲木善久
読書を子どもに押し付けるな 名取弘文
『これでいいのか子どもの本』なんていっている場合だろうか? 寮 美千子
【対談】「表現はわきあがってこなければ」 スズキコージ+澤田精一
書評のホームページ作りませんか? ひこ・田中
児童文学の灰色の時間 おのりえん
児童文学マ二ュアル化のすすめ 酒寄進一
断片、脱線、混在郷 石井直人
児童文学は児童文学であるのか 最首悟
「内なる子とも」をめぐって 斎藤次郎
[書評]
おまえに「ぱろる」が救えるのかい? 天沼春樹
「子ども」の目と足で満たされぬ道を行く 森下みさ子
「子ども」を生きる子どもの姿『ことしの秋』 ひこ・田中
体質的・自覚的に絵本をつくる 小野 明
[エッセィ]ぶたの歯ぎしり 矢玉四郎
連載評論 野良猫フォーラム(最終回) 舟崎克彦 イラス卜/宇野亜喜良
〃指輪〃から始まる物語7 西村醇子 *男たちのファンタジー
【対談】「指輪から始まる物語」を終えて西村醇子+高鷲志子 司会/本間裕子
[詩]ことばの森F木島始
[詩]かびしばい かわじまさよ
[海外ウォッチング]コミュ二ティとアウ卜サイダー 依田和子
赤頭巾ちゃんは三百歳! 数藤ゆきえ
[インタビュー]『ぶらぶらばあさん』を生みだしたアジア的大混沌の秘密 構成/寮美干子
-馬渕公介氏に聞く
童話ちゃんぷるう 舟崎克彦
@語らぬ罪A社長は語る-蒲攪_社社長 下向 実
「レベル1」という表現 八木一樹
ボク自身のレポー卜 木村裕一
神宮輝夫の頁〈喪失体験〉をめぐって 上原里佳
『ぱろる』第二期に向けて-・野上 暁
9号1998/09/30
[特集]子どもって何だ!?
子どもとは誰か?/野上暁
近代の、子どもの領分、/川村邦光
―子どもの誕生とは何だったか
『ナージャの村』から見た日本/本橋成一
〈インタビュー〉子どもは野生人/中沢新一
漂流させられている子どもたち/棚橋和正
今、テレビが想定している子どもというもの/諏訪道彦
銃を持つ子どもたち/小可修子
―カレンの少年兵
観客としての子ども/多田徹
-児童演劇から見た子ども
<鼎談>子どもとメディア/佐々木守+野上暁+神根冶朗
さよならエンデ/若林ひとみ
――エンデ父子を過大評価している日本の読者とマスコミへ
はるかなユー卜ピア/ひこ・田中
『進化論』と子どもの未来/茂田勝茂
向こう岸/岩瀬成子
子ども教の信者は目を覚ましましよう/矢玉四郎
子どもの本に子どもはいるか?/甲木善久
コラム
●学校の現場から どうしてこうなるの?・名取弘文
●テレビ番組制作の現場から「Vチップ」は子どもを守れるか?/司 太郎
●子どもホビー大探検 ピ力チュウの秘密!?/壇栄九郎
●海外の出版流通事情「インターネッ卜書店がもたらすもの」/仙葉敦史
書評
この絵本は宝物!/池田香代子-『オオカミだあ!』
影が紡ぐもう一つのドラマ/大倉 宏
―『ハンナのあたらしいふく』『ちよっとまって』
無邪気な大人?/岳谷川摂子―rえんそくバス.
「切なさ」を感じさせる本/金原瑞人―『天使の声が聞こえる』
「動物」を描く難しさ西村醇子―『ゴッドハンガーの森』
「少年」まんが誌の読者とは何物か/村上知彦―『GT0』
意識できないこと/最首悟―『進化論』
懐かしくてなにが悪い?/天沼春樹―『ラムラム王』『あるき太郎』
日本的「気配」が漂う物語/甲木善久―『ぼっこ』
〈漫画〉27の瞳/いしいひさいち
〈読み切リ創作〉タケヤブヤケタ/梨屋アリヱ
装丁・力ッ卜 山猫あとりゑ 力ッ卜/橋本淳子
10号1999/05/10
[特集]横断する絵本
絵本という衝動/今福龍太
革命の必要性/伊藤比呂美
絵本のなかの日本の家/大倉宏
「がくぶち」の安心感/長谷川摂子
<鼎談>徳間書店児童書編集部にきく-読者と本の出会う場所/米田佳代子+上村令+八木一樹
絵本革命/舟崎克彦
私流・絵本テキス卜作法/内田麟太郎
絵本は子供のもの/矢玉四郎
<鼎談>絵本は表現です/小野明+土井章史+八木一樹
えほんご、その後/村中李衣
絵本『あーあった』について/最首悟
『あーあった」言葉と引用/牧野良幸
<座談会>児童書出版社の編集者に聞く・絵本の魅力って?
江戸化物絵本の仕掛け/アダム力バット
「著作権」から見る著者と出版社の関係/穂積保
ジヤンルという垣根を越えて/北上次郎
兎に化けた蜘妹が狼を馬鹿に/アーサー・ヒナード
<佐藤さとる短編論1>モティーフの連続性/三浦智美
コラム
●発想がユニークな絵本/長沢立子
●単位の呪い/青山 南
●「子ども」表記について新事実発見/矢玉四郎
●不思議の国のグリム童話/天沼春樹
書評
スイッチバックする絵本/池田香代子-『やまのスカブラ』
ほっとするナンセンス/おのりえん―『ひたひたどんどん』
TVア二メ的使い捨て映像感覚の怖さ/大倉宏
―『いたずらコョーテキュウ』
女の子のための「少年」まんが/村上知彦―『犬夜叉@〜H』
厚みのある成長物語/西村醇子―『イングリッシュローズの庭で』
胸に突く『激しさ』の魅力/金原瑞人―『ワイルドミートとブリーバーガー』
それぞれに夢を追う子どもたち/神宮輝夫―『四月の野球』
シ力卜の中のサバイバル/ひこ・田中―『ひみつの友だちみつけたよ!』
新しいけものの誕生/芝田勝茂―『月神の統べる森で』
神話のむこう側へ/斎藤次郎―『闇の守り人』
「子ども」という罠/甲木善久―『日本児童文学の現代ヘ』『子どもというリアル』
(創作)機械仕掛のグリム/文・天沼春樹 絵・出久根育
ジムノペディ/篠崎正喜
(漫画)27の瞳/いしいひさいち
巻頭カラー
「異形動物事典」山海経より/文・舟崎克彦