「児童読物よ、よみがえれ」
1 子どもたちは、いま……
子ども観の歴史を越えて 11
「子どもはこうあるべきだ」論考 33
喧嘩の死滅 40
読まない子ども、読まれない本 49
児童文学1976年 53
児童文学は、いま…… 59
2 わが名は児童読物作家
児童読物作家を自称して 85
私はいま……、児童文学はいま…… 88
教材「ノボルとソイツ」について 90
なぐらなかった先生 96
読者からの手紙 98
奇妙な文章 101
吉田とし『むくちのムウ』 103
佐野美津男『なっちゃう』 105
小沢正『のんびりこぶたとせかせかうさぎ』 107
わたしの育児観 109
夏のくるたびに 112
三十三年前の作文 114
国民学校へのこだわり 117
一枚の賞状 119
八月十五日、そのとき子どもであったこと 120
年をとること 123
脇役登場数世界一の教師について 126
お互い執念深いこと 128
『佐々木邦全集』第九巻 134
ぼくにとってのサトウハチロー 136
佐野美津男の<戦後> 138
岡真史詩集『ぼくは12歳』 140
子どもはいつも幸せか 143
憲法を生きて 146
「音声資料による実録大東亜戦争史」を完成して 148
渡辺清『砕かれた神』 152
佐野美津男『イメージの誕生』 154
心に残る故郷の歌 157
小川未明のある童話 160
3 課題図書の存立構造
課題図書の存立構造 165
児童文学・児童図書 220
あとがき 231
初出一覧 234
テキストファイル化塩野裕子